バブルランプを選んだ理由と使用感をレビュー

ジョージ・ネルソンがデザインし、MoMA(ニューヨーク近代美術館)の永久保存コレクションとなっている「バブルランプ」。
シンプルな素材感ながらも特徴的な形。自分のお家に合うかな、まだまだわが家にはレベルが高い?…などと心配しながら、じっくりと検討して決断したアイテムですが、今では本当にバブルランプにして良かった!と思えるほどお気に入りに。
取り入れて2年ほどになりますが、選んだ理由と実際に使ってみてどうなのかを改めて振り返ってみることにしました。
どこにお金をかけるか悩んで、名作照明を選んだ。
家具を選んでいくときに、たくさんの方に認められ愛されてきた「名作」アイテムを取り入れたいなと思っていました。
でも、名作アイテムを一気に揃える金銭的余裕はもちろんなく…じゃあ、まずどのカテゴリを名作アイテムにするか?と悩みました。
その中で、照明を選んだ理由。
照明は目線の高さにあるので、視界に入りやすくお部屋の印象を左右します。自然と目に入るので、家具や絵に比べて置き場所などを意識せずとも、フォーカルポイントになりやすいんです。
お部屋の中で無意識に目が行く場所のこと。「注視点」「目を引く点」の意味。
逆にいうと、フォーカルポイントになりやすいので、安っぽいものにしてしまうと、悪目立ちしてしまうな〜と思っていました。
ちなみに、装飾の凝ったかっこいいヴィンテージ家具などが多い場合は、シンプルで安い豆電球などで家具を引き立たせるという手もありますが、わが家の家具はほとんどが装飾の少ないシンプルなデザイン。
照明のデザインが印象を大きく左右します。
ということで、
- ひとつ取り入れれば確実にフォーカルポイントになる照明にこだわりたい。
- シンプルな家具で揃えたお部屋のアクセントになる照明を取り入れたい。
大きくはこの二つの理由で、名作の照明を取り入れよう!と決めたのでした。
バブルランプを選んだ理由

ダイニングには、もともとデンマークのヴィンテージの照明をつけていました。
これもとっても気に入っているのですが、どちらかといえば可愛らしいナチュラルな雰囲気を感じます。
ナチュラルすぎる雰囲気が、ちょっと好みと違うかな?と思い始めた頃で、少しモダンな要素を足したいと思っていました。

そこで候補に上がったのが、バブルランプ。
シンプルながらも独特な形とボリュームのあるサイズ感で、アクセントになってくれること間違いなし。
また、一般的な日本の賃貸は天井が低いので、横に広い楕円形の形のタイプは圧迫感をそこまで感じない点も、いいなと思うポイントでした。
その他にLE KLINT(レクリント)などデザインが近しいアイテムとも悩みましたが、プリーツが多いものはクラシカルで甘い雰囲気を感じたので、バブルランプのシンプルさに惹かれました。
バブルランプを取り入れてみて感じていること

実際にお迎えしたのはバブルランプのMサイズ(NELSON SAUCER BUBBLE PENDANT MEDIUM)。
モダンな要素が加わることで空間がキュッと引き締まったような、個人的にはそんな印象を感じています。
そして丸みのある柔らかい形が、楕円形・円形の伸長式ダイニングテーブルとも相性抜群。
実際に取り入れてみて特に感動したのは、光の柔らかさ。バブルランプは透過性のあるシェードなので、光が全方位に広がります。
バブルランプの下部分だけ丸く空いていて、光が直に届きます。ダイニングの中心部分を照らし、外に広がるほど柔らかい光に。その光の濃淡もとっても綺麗だなと思います。
ソファーに座ってダイニングを眺めるだけで癒し効果抜群です。柔らかい光ってなんでこんなに落ち着くんでしょうね。

実際に使ってみて気になったことは、シェードが柔らかいので破けないかヒヤヒヤすること。移動する時などはかなり慎重になります。
ヴィンテージショップでバブルランプを見かけると穴が空いていたりするので、きっと破ける日もくる。極力気をつけながら、破けたときはそれはそれで仕方ないと言い聞かせようと思います…(笑)
お値段もそれなりにするので、そういったリスクが怖い!という方には、しっかりとした素材の照明がおすすめです。

バブルランプを取り入れたきっかけから、選んだ理由、実際のところどうなのかについて書いてきました。
どのように考えて今に至ったのかを改めて整理すると、やっぱりこれにして良かったな〜という気持ちがより湧いてきますね。
そう思えないものもあるはずだけれど、バブルランプに関しては後悔なし!の買って良かったと思えるアイテムです。
ぜひ検討されている方の参考になれば嬉しいです。
NELSON SAUCER BUBBLE PENDANT MEDIUM