【モニター】Sさん宅/13.3畳LDK

お悩み・ご要望
◯テイスト
・白と黒を基調にしたモダンなインテリア
→ 好みが変わって、木を使った温かみのある感じにしたい。
◯アイテム
・照明、シーリングライトをペンダントに変えたいけれど、どんなものがいいか分からない
・壁が寂しいのが気になる。
◯配置
・わんちゃん🐶のトイレをうまく馴染ませたい。
◯その他
・ダイニングテーブルはすでに購入済のウッドのものに変更したい
・何を、どこから変えた方がいいか分からない
・買い替えたいと思っているもの以外も、テイストに合うものを提案して欲しい
好みのインテリアについて深掘り💡
Sさんからお伺いしたヒアリング内容と、Sさんの理想のインテリアの画像をもとに、実現するために抑えておきたいポイント(素材やカラー、配色のバランスなど)共通点を細かく分析をしていきます◯
Sさんヒアリング内容
・ブラックで引き締めつつ、天然素材でリラックス感を。
・所々に遊び心を入れたい。


インテリア深掘り
〈 テイスト 〉
ナチュラル、モダン系 がお好みのようです💡
〈 色のポイント 〉
ホワイト、ブラック、グレーなどの無彩色と、ナチュラルな木のカラーをベースに、アクセントでビビットカラーを取り入れると遊び心をプラスしたお部屋に。
〈 素材のポイント 〉
ナチュラルな要素 → ウッド、ラタン、和紙 など自然的な素材
モダンな要素 → スチール、ステンレス、プラスチック などの無機質な素材
上記の素材をバランスよく取り入れることで、ナチュラルとモダンをうまくミックスしたお部屋が作れます。


〈 まとめ 〉
ベースの家具は、無彩色の白・黒・グレーと、ウッド・ラタンを中心に選ぶといいと思います◯ 形の共通点としては、スタイリッシュなもの、すっきりしたものが最適です。
アクセントとして、スチールやビビットカラーのアイテム、和紙の照明など存在感の大きいものをチョイスすると、モダンな要素を加えることができ、理想のお部屋に近づきます。
お部屋の改善案
お悩み
◯テイスト
・白と黒を基調にしたモダンなインテリア
→ 好みが変わって、木を使った温かみのある感じにしたい。
◯アイテム
・照明、シーリングライトをペンダントに変えたいけれど、どんなものがいいか分からない
・壁が寂しいのが気になる。
◯配置
・わんちゃん🐶のトイレをうまく馴染ませたい。
◯その他
・ダイニングテーブルはすでに購入済のウッドのものに変更したい
・何を、どこから変えた方がいいか分からない
・買い替えたいと思っているもの以外も、テイストに合うものを提案して欲しい
Before・After
Before


after




現在の家具は、ホワイト・ブラック・ナチュラルカラーで構成されているので、理想のインテリアに共通している家具も多くありました。
ゆくゆくは引越しを予定しているということなので、引越し先の間取りに関わりそうな大きな家具はその時に買い替える想定で、今はそのまま生かし、引越し時に影響の少ない家具を変えることで、現在の家具を最大限活かしながら理想に近づけることを意識してコーディネートを組んでみました。
詳しく解説していきます。
シーリングライトをペンダントに変えて、くつろげる雰囲気に。(優先順位:高)

理想のインテリアでマストな要素である、和紙などの自然素材。特に、円形の和紙の照明は最近のトレンドでもあり、一つ取り入れるだけでグッとお洒落感が増す&比較的安価なものもあるので取り入れやすいです。
また、この透過性のあるシェードは、光が全方向に広がるので、お部屋に灯りが柔らかく広がり、心地よい雰囲気を作り出してくれます。


ダイニングテーブルの上にペンダントライトを配置できるよう、ダクトレールを設置してダイニング側とリビング側で照明を分けるのがおすすめです◎
ダイニングテーブルの真ん中にペンダントライトが来ると、美しく見えやすいので、購入する際は、照明の電源の位置から配置したい長さを測るのがポイント。
そして、リビング側にはスポットライトで光が当たるように配置。
スポットライトを少なくして、ソファーの横にフロアライトやスタンドライトを1つ配置すると、インテリアとしても魅力的になります。
ソファーでゆったりくつろぎたい時は、リビングの照明を落としてフロアライト・スタンドライトのみをつけると、落ち着いた雰囲気になります。


ソファー横の照明は、スチール素材などのスタンドライトがおすすめ。個性的な形を選べば、オブジェ的な要素を担ってくれるのでお洒落感がアップ◯
スタンドライトは、お部屋の大きさが変わっても基本的に使えるアイテムなので、一生物と考えてもいいと思います!

例えば、上記の画像の窓際で使用しているSerge Mouille(セルジュムーユ)デザインのもの。有名なデザイナーさんで、インテリア業界でも人気の高いアイテムです。
ひとまず安価で試したいという場合は、IKEAにもデザインの優れたスタンドライトは多くあります◯


一生もののチェアを見つける(優先順位:高)
チェアは、引越し先の間取りに左右されず、照明や家電、ソファーのように壊れたりヘタレたりすることもほとんどないので、一生といっていいぐらい長く使えるアイテムです。
大型家具は特に処分が大変なので、買い直すのも大変。チェアに関しては、本当に気に入ったものを使うことをおすすめします。
また、椅子は姿勢にも影響します。特に小さい子供は、高さのあっていない椅子に座っていたことにより猫背になったり、変な姿勢で過ごす癖がついたりする場合もあります。
・正しい姿勢を保てる、座りやすい椅子
・長く使い続けられる、頑丈さ、気に入ったデザイン
を、じっくりと探して、実際に座ってみるなど体感して決めるのがいいと思います!
自分に合うチェアを探すときのポイント
・かわいいなと思うチェアをいくつかピックアップする。
・できれば、気になるチェアが置いてあるカフェなどお店を見つけて座ってみる。
(難しければ、とりあえずインテリアショップで座ってみるのもOK!)
・食事するお店に行ったとき、自分が座りやすいなと思うチェアにアンテナをはってみる。(自分にとって心地良い形や高さを体感しながら特徴を見つけていくと、チェアを選ぶ際のヒントになります。)
チェアの素材について
・お子様もまだ小さいので、食べこぼしや汚れが気になる場合は、お手入れがしやすい、レザー・ラタン・ウッド素材がおすすめです。
チェア➕ベンチの提案
・チェア4脚ではなく、片方をベンチにすることで色んなメリットあります。
メリット1:間取りの幅が広がる・広く見える。
ベンチはチェアと違い背面がないので、お部屋が広く見えるだけでなく、奥行きが減るのでお部屋を広く使えます。


メリット2:ちょっと詰めれば、3人で座れる。
友人や家族を招いたとき、ベンチがあるとちょっと詰めれば3人で座れます。また、小さな子供とも横並びで座れるので、ご飯を食べやすかったり。ファミリーにもおすすめです。
リビングにアクセントを入れて、魅力をグッとアップ!(優先順位:中)

現在のお部屋は、テレビとソファーが黒なので、黒のしめる面積が多く、存在感を大きく感じます。黒の印象を和らげるには、それ以上に目にとまりやすいアクセントアイテムを置くのがおすすめ。
例えば、ラグマットは柄物をチョイス。理想のインテリアでは色を生かしたアイテムが多かったので、色の入っているラグマットを入れると一気に理想に近づけられそうです。


リビングのテーブルは、ウッドのものを取り入れるのがおすすめ。
リビングの家具はソファがブラック、テレビ台が白なので、理想のインテリアの構成要素であるウッドを入れてあげるとバランスが良いです◯


現在リビングは、四角のアイテムが多いので、円形を用いたデザインを選ぶと、空間にリズムがついてお洒落感がアップします。
また、四角形は角があるので緊張感を与えやすく、反対に円形は柔らかい形で安心感を与えてくれます。リラックスしたいリビングにピッタリです。
わんちゃんハウス🐶の存在感をインテリアで馴染ませる(優先順位:中)
リビングにおけるわんちゃんハウスの存在感が大きいので、うまく馴染ませてインテリアと共存させる方法を考えました。
ポイントは、わんちゃんハウスの存在感を少なくするには、近くにより印象の強いものを置いて目立たなくすること。
まず、おすすめなのが、アート。配置場所は、わんちゃんハウスの上とソファーの後ろ。アートを上に配置することで、視線が集中するので、わんちゃんハウスの存在感が軽減するはずです◯


ソファーの後ろにもアートを配置すると、より魅力的なお部屋になると思います。(この部分は、優先度は低めでOKです。ゆっくり気に入るアートを探しても◯)
また、アートやラグマットのアクセントの色味に合わせて、クッションカバーを選ぶとより統一感が上がると思います。

次に、観葉植物。空気清浄機の影響で育ちにくいということだったので、フェイクでも良いと思います。テレビとわんちゃんハウスの存在感を緩和するためにも、高さのある植物はこの位置に欠かせないなと思いました。
🏠わんちゃんハウスについて補足🐶
アートがなるべく一番目立つようにわんちゃんハウスの上には、物はなるべく置かない方が目立たなくできそうです。(今使用している布のみ被せた状態が◯)
また、わんちゃんハウスの用途がトイレだけならば(寝たりする場合もあるなら、そのままが良さそうですね!)、ゲージのサイズを小さくして、その横に小さな収納兼ディスプレイ棚を置くという手も。棚を一つ置けたら、わんちゃんのご飯などを収納しつつ、アイテムを飾れるスペースにできそうです。
飾る場所を作って、インテリアを楽しむ(優先順位:低)
素敵なお部屋!という印象を受けるお家には、「飾るだけの場所」があります。
一箇所でも「飾るだけの場所」があるだけで、その他の場所は凝っていなくても、視線がその部分に集中しやすいので、素敵な印象が残りやすいんです。


理想のインテリアに近づける場合、ステンレス・スチール系のアイテムが少ないので、ディスプレイ棚として取り入れるのも良さそうです。
個人的には、ソファー横の位置がおすすめ◯ リビングに入ってきた時に、正面にあたる位置が一番最初に目に入ります。この部分に、お気に入りのアイテムや見せておきたいものを置いていると、最初の印象がグッとよくなります。
また、ソファー横に置いておくと、使い心地も抜群。上段の方にお気に入りのものを飾って、下には本などソファーでよく使うアイテムを収納。ソファーでくつろぎながら、お気に入りのものを眺めたり、本を読んだりするのにぴったりです。