【モニター】Kさん宅/14畳LDK+洋室

理想のインテリアについて深掘り💡
Kさまからお伺いしたヒアリング内容、いただいた理想の画像をもとに、理想のインテリアを叶えるために抑えておきたいポイント(素材・カラーなど)の共通点を細かく分析をしていきます◯
ヒアリング内容
・北欧ヴィンテージ
・北欧ナチュラル
・天然素材があって落ち着く雰囲気
・生活感は減らしたいが、ほどよくものがあって、綺麗すぎない感じが好みです。
理想のインテリア 画像一覧 ※画像は非公開
インテリア深掘り💡
〈 テイスト 〉
ナチュラルカラーと、グレーやホワイトなど無彩色を使った北欧家具や、そのテイストに近いデザインのものをベースに、ブラックカラーのアイテムで引き締めたり、反対に鮮やかなアイテムでアクセントにしたりといった共通点が見られました。
〈 色のポイント 〉
色がたくさんありすぎると、まとまりのない雰囲気に見えてしまうため、ベースカラー・メインカラー・アクセントカラーを意識して決めると、統一感のあるお部屋が仕上がります。
ベース・メイン・アクセント= 7:2.5:0.5
この割合を意識して、お部屋に合うカラーを考えていきます⚪︎
ちなみに無彩色(ブラック・ホワイト・グレー)は、他の色に干渉しないため、ベース、メイン、アクセントカラーと組み合わせて使っても大丈夫です。
ベースカラー・メインカラーがナチュラル・ホワイト・グレーになっているお部屋が多く、お部屋を締める大部分(壁や収納家具、ダイニングテーブルなど)は落ち着いたトーンで、比較的シンプルなもので統一されています。
▼ベースカラー(ホワイト・ナチュラル)メインカラー(グレー)アクセントカラー(植物のグリーン・カラフルなフラワーベース・本)
理想のインテリア 画像 ※画像は非公開
▼ベースカラー(グレー・ホワイト)メインカラー(ナチュラル・ベージュ)アクセントカラー(オレンジ赤、やブルー。ブラックで引き締め)
アクセントに使用されているカラーが多数ありますが、お部屋全体に似たような色を散りばめることでうまくバランスをとられています。
理想のインテリア 画像 ※画像は非公開
ベース、メインカラーの配色は、どれもほぼ近いのですが、アクセントの付け方に違いが見られました。
例えば、小物類を取り入れる際に、ブラックカラーで引き締めるパターンや
理想のインテリア 画像 ※画像は非公開
カラフルなアイテムで引き締めるパターン。
理想のインテリア 画像 ※画像は非公開
ナチュラルカラーと同系色のブラウンカラーで統一感を出しながら、素材感でアクセントをつけるパターン
理想のインテリア 画像 ※画像は非公開
ご自身がどの方向性で集めていきたいか、という点も意識してみると、ものを選ぶ際のヒントになると思います💡
〈 素材・形のポイント 〉
配色がブラウンや無彩色など、落ち着いた組み合わせな分、異なる素材を取り入れることで、お部屋を魅力的に見せることができます。
久保田さんのお好みのお部屋では、ウッドだけで全て統一するのではなく、ラタン素材や、ペーパーコード、陶器や、リノリウムなどをバランスよく取り入れているコーディネートが多く見られます。
形は、丸みのあるものや、整いすぎていない自然な形のもの(ウッドの入れ物や、編まれたもの)が多く見られ、全体的に温かみのある雰囲気のアイテムが多いです。
反対に、ステンレスなどの冷たい印象の素材や、オブジェ的でスタイリッシュな形のものは少ないため、モダンな要素のあるアイテムは避けた方が良さそうです。
補足ですが、現段階の理想に近づけるには、モダンな要素はちょっと雰囲気が違うかなと思いますが、もちろんミックスしても可愛いので今後そういったアイテムに惹かれる場合は、それはそれでOKだと思います🙆♀️✨
〈 まとめ 〉
カラーは、ベースカラー、アクセントカラーとして、ウッドのブラウンカラーと、ホワイトやグレーなどの無彩色をバランスよく取り入れる。(それぞれの割合は、どちらが多くても素敵に仕上がります)
アクセントカラー・アイテムとして、ブラックカラーで引き締めたり、カラフルなアイテムを取り入れたり、ナチュラルカラーの同系色であるブラウンカラーなどで、素材感の異なるアイテムを取り入れたり することで、お部屋の雰囲気をグッと引き締めます。
お部屋の改善案
現状のお部屋とお悩み
Before


〈 配置 〉
・観葉植物をどこに置くと良いかわからない。
〈 アイテム 〉
⚫︎LDKと繋がっている洋室の活用の仕方がわからない。
・個人的には小さな机を置いてワークスペースにしたい。
・家にクローゼットが2つあるが、どちらも押入れのように上下の真ん中が区切られており、コートやワンピースを掛けられるスペースがない。
・バッグの置き場所がない。
・収納が足りない。(ものが多すぎるのかもしれません・・・)
・LDKがダウンライトなので、ペンダントライトを用いて好きな雰囲気を出せない。
⚫︎照明について
・家の日当たりがあまり良くなく、日中室内が暗め。
・LDK部分は全てダウンライトなので、ペンダントライトがつけられない
⚫︎キッチン収納について
・引っ越す前に使っていたものを使用しており、収納力が足りていない。
⚫︎無理して継続しなくていいもの
・小テーブル
・無印良品のスタッキングシェルフ
・IKEAのロースコグ
配置の提案(LDK:2パターン、洋室:2パターン)
⚫︎ お部屋を素敵に見せつつ、快適に動きやすい配置

動線、家具の見え方的にベストな配置を考えてみました。大きな家具は、現在のKさまのお家の配置とほとんど変わりません◯

照明は、テレビボードの横に配置することで、テレビの家電感を減らしてくれます。また、ダイニングとリビングの間に置くことで、照明の光で空間を仕切るような役割も。

植物は、背がとても高いこととエアコンの風が当たってしまうと弱りやすいこと、できるだけ日当たりがいい窓際に置いておくのがベストなので、配置にとても悩みました。

結論、洋室の方に、ソファーの奥に見える感じに置いておくのがいいのではないかなと考えています。そうした場合、カーテンよりもブラインドにした方がすっきりとして収まりが良さそうです。

⚫︎ リビングとダイニングのメリハリ配置

ソファーの背面が素敵だったので、仕切りにする形で配置してみました。リビングとダイニングにはっきりとした区切りが生まれることで、メリハリのあるお部屋に仕上がります。

この配置の場合、植物を窓際かつリビング側に置くことができます。サイズが大きくてポイントになるので、この場所に置くことができたらインテリア的にも魅力的に仕上がると思います。
ただ、テレビボードが窓の位置とかぶってしまうのがデメリットです。また、インテリア的にすっきりと見せるにはブラインドがおすすめですが、出入りがカーテンよりも少し手間になってしまうので、その辺りを含めて検討いただけると良いかと思います。
キッチンの収納見直し(優先順位:高)

キッチン、リビングダイニング、洋室の収納家具の全ての箇所において、収納が足りずに溢れてしまっているということなので、収納家具のご提案と場所の見直しをご提案させていただきます。
また、現在のキッチンには無印良品のユニットシェルフを使用されているため、そのまま活用しながら、また次回お引越しされた際にも形を変えて使い続けられるような組み合わせをご提案できたらと思います。
⚫︎ キッチン収納で押さえておきたいポイント
キッチン周りの収納を考える時に押さえておきたいポイントは、
・用途に応じた、使いやすい位置に収納する
・細々としたものは隠す!
・カテゴリごとに収納する
です。
⚫︎ 備え付けのキッチン収納の見直し提案

Kさまのキッチンで考えると、備え付けの引き出しにはまずコンロやシンクでよく使うアイテムを収納するのが良さそうです。
エリアによってざっくりカテゴリ分けをしておくことによって、整理整頓がしやすくなります。これを元に、実際の物量や、Kさまの家事動線に合わせて調整いただけると◯
収納方法の考え方については、下記の動画がとても分かりやすかったのでぜひ見てみてください〜!
どんな収納道具を買うかについても、参考になります👀
ガスコンロの下
参考動画 ※非公開
▼こういったアイテムも便利そうだなと思います!

シンク下収納
参考動画 ※非公開
⚫︎ ユニットシェルフの見直し提案
ユニットシェルフに、家電や器類、引き出しに入りきれなかった調味料類を保管する場所として使うのがおすすめです。
おすすめ 追加パターン①

まず1パターン目のご提案が、高さ83cmタイプのシェルフで揃える仕様です。
まず前提として、できる限りキッチンに備え付けの収納に効率よく収納し、どうしても入らないものの物量で、ユニットシェルフのボリュームを決めるのがおすすめです💪
その前提の作業を行なった上で、入り切るボリュームだった場合に叶えられるサイズ感になりますが、おすすめポイントが3つあります。
① まず、当たり前のことになりますが、高さが高いものを取り入れるよりも費用を抑えられる。
② 低めの高さで揃えることで、キッチンの圧迫感を減らすことができる。
③ キッチンの壁に棚をつけてインテリアを楽しむことができる。
参考動画 ※非公開
引き出し部分について
引き出しになっているワイヤーバスケットは、上記の写真のように帆布の追加バスケットでも良さそうです。
ワイヤーバスケットのメリットは、すぐに何かあるか把握しやすいところ。デメリットとしては、見えやすいので、ゴチャついてしまうものの収納には向いていません。家族で把握しておきたい器やコップなどを収納するのに良さそうです。
逆に、細々とした調味料の収納をしたい場合は、帆布の方がしっかりと隠してくれるためおすすめです。
棚板部分について
棚板には主に食器を置くのがおすすめです。使用頻度の高い食器から上段〜下段になるように置いていくと、使い勝手が上がるのでおすすめです。
細々とした食器類は、バスケットを追加して引き出しのようにして使うと、ユニットシェルフの奥まで効率よく収納することができます。
参考画像 ※非公開
おすすめ 追加パターン②

2つ目のパターンは、高さのあるユニットシェルフを取り入れるパターンです。ガラス扉のシェルフを上段に持ってくることで、インテリア性が高まります。ここには、お気に入りの食器を並べるのがおすすめ。
参考画像 ※非公開
カゴ類の選び方と収納方法のポイント
ユニットシェルフに合わせるかごは、基本的に無印良品で揃えた方がサイズなどが間違いないので良さそうだなと感じています。と言ってもかなり種類も多いので、カゴ選びのポイントについてまとめてお伝えできたらと思います。
細々とした調味料など
網目の隙間などがないカゴやバスケットを選んだ方が、すっきりと見せることができます。細々としたものを収納するときは、仕切り×バスケットを使用するのがおすすめ。
参考画像 ※非公開
食器類
食器類は、そのまま棚に収納するか、網目の大きいカゴやバスケットに入れるのがおすすめです。家族が使うものは、みんなが把握しやすい状態にしておくと便利です。
また、網目の大きいカゴの中でもステンレスだと、水滴が少しついていてもカビの心配がないので安心。自然素材のバスケットを選ぶ際は、水分に強いかどうかもチェックしておくと良いです🙆♀️
参考画像 ※非公開
リビング収納見直し(優先順位:高)
ダイニングでよく仕事など作業をするため、置きっぱなしになってしまう。というお悩みをお伺いしました。置きっぱなしを解決するためには、使う場所の近くに収納場所を設けるのがポイント。
キッチンのカウンター下のスペースが死角になっていたので、スペースを有効活用できそうです。
カラーはお部屋に馴染むように、マットな白。収納タイプは、しっかり隠せるように扉付きがおすすめです。
現在、オープンラックに収納されている本を収納したり、仕事道具類、生活雑貨は全てここに収納することで、しっかりと生活感を隠してくれます。
⚫︎アイテム提案
サイズに合う収納家具で見栄えがいいものの数が少なく…下記が一番良さそうでした!
「幅197 × 奥行25cm × 高さ70cm」ぐらいの収納家具が理想ですが、ピッタリとハマる幅感のものがなく、こちらのアイテムは「幅120cm+60cm=180cm」になります。



洋室 収納見直し(優先順位:高)
「クローゼットの仕様上、コートやワンピースなど丈の長いものが掛けれない。」というお悩みをご相談いただきました。

⚫︎ アイテム提案

今後お引越しされる可能性もあるということで、間取りが変わっても組み替えて使い続けられるように、キッチンと同じ無印良品のユニットシェルフでご提案いたします。
収納したい物量が多い場合、ハンガーラックを使用するよりも、シェルフのように枠がある方が空間にメリハリがつきます。また、棚があることで高さを有効活用できるので効率よく収納できます。

ワードローブについて
参考画像 ※非公開
現在使用されているホスクリーンの長さが、約150cmとのことで、同じぐらいかそれ以上の容量を確保するために、無印のワードローブ80cmを2つおき、160cmの収納を確保しました。
ワードローブ部分のサイズは、幅80cm×高さ112cmなのでロングコートがちょうど入るぐらいですが、ワンピースなどは入りきれない場合もあると思うので、その時は引き出しを減らすなど調整すると良さそうです。
幅54cmのシェルフについて
幅54cmのシェルフについては、引き出しとオープン収納を設けました。
引き出しに関しては、ステンレスか帆布の引き出し、お好みに合わせて選んでいただくのが良いかと思います。
個人的には、帆布素材のものを使用した方が、すっきりと見せられて、ほこりも付きにくいのでおすすめです。
収納の内容については、現在洋室で使用されている、茶色の引き出しの収納BOXに入っているものなどを収納できると良さそうです。
幅54cmのシェルフは、キッチン収納の見直しで現在使用されている棚板が余った場合に、こちらでも使用できるように設けたという意図もございます。
もし、このサイズがなくても物量が収まるのであれば、必要以上に収納家具を持たない方がベストかなと思っています。
ラグマット(優先順位:高)
ラグマットについて、実際にお店に足を運び素材感などを体感していただき、ありがとうございました。
実際に見ていただけたことで、見た目だけでなく心地の好みにもフィットしたものをご提案できるので、大変嬉しいです。
⚫︎共有していただいた気づき
・こぼしたりする心配があるので、毛並みが短い方がお手入れ面でも良さそう
・敷くだけで部屋の印象を変えられそうなトライバルラグが素敵だと感じました。
⚫︎ ラグマットを敷くメリット
ラグマットの役割は、座り心地を良くしたり、床の冷たさを軽減してくれるというメリットも大きいですが、インテリアとしてお部屋の見え方を分かりやすく良くする、という点においても頼りになるアイテムです。
また、リビング、ダイニングがワンフロアになっている場合は特に空間にメリハリがつきにくく、のっぺりとした印象になってしまいます。
ラグマットを敷くことで、魅力的なお部屋づくりにグッと近づきます。
⚫︎ おすすめアイテム
1|赤×ベージュで取り入れやすいラグマット


主張しすぎず、程よいアクセントになってくれるラグマット。トライバルラグのような雰囲気を纏っています。掠れ具合や落ち着いた色合いも、本物に近い表情だなと思います。
ベージュカラーをベースに、くすんだレッドが入っているので、さりげないアクセントに。これぐらいの色合いだと、他にも色を取り入れたいときに喧嘩しないので、調和を取りやすいです。
2|手洗いできて、程よい柄入り


こちらは、ブルーグレーとベージュ、ブラウンの配色のラグマット。こちらも掠れ具合が絶妙で、雰囲気のある表情です。
3|オレンジ×ネイビーの鮮やかな色合いがアクセントに


お部屋の印象をパッと華やかにしてくれるラグマット。上記の2つのラグマットに比べて色味が強いので、これひとつで目を引くポイントを作れます。手っ取り早く素敵に見せたい!という場合には効果的です。
4|ジュート素材のラグマット


ジュート素材のラグマットも、薄手なので取り扱いしやすく、汚れも目立たないのでおすすめです。ウッドの色合いに近いベージュ系のラグですが、自然素材の風合いがインテリア性をアップしてくれます。
今回、セレクトしたジュートラグは、ひし形の模様が入ったものです。柄や色が入ることでシンプルなお部屋のアクセントに。さらに、ジュートの素材感が相まって、お部屋を魅力的にしてくれると思います◯
テレビボード(優先順位:高)
テレビボードに関しては、現在のテレビのサイズに対して少し小さめであることと、お部屋に入った時に目に入りやすい場所にあり、ポイントとなる家具であるため理想のテイストに近いものをご提案いたします。
お電話ヒアリングの際に、「以前は、ナチュラルでシンプルなもので集めていたけれど、ちょっと違うかなと思い始めた」ということだったので、ナチュラルなもので合わせるのではなく、北欧らしいエッセンスを感じるような家具を取り入れて、これまでと雰囲気を少し変えてみたいと思います。
⚫︎ テレビボードのサイズ目安
テレビの横幅に対して、+10cm以上あると全体のバランスが良く見えます。

⚫︎ おすすめアイテム
1|北欧のキャビネットを思わせるデザイン(幅160cm × 奥行46cm × 高さ51.9cm)

北欧ヴィンテージを思わせるデザインが魅力的。ちょっと濃いめのブラウンを取り入れると、空間がグッと引き締まります。

( T Vボードの形は違いますが、大体のイメージで見ていただけると助かります。)
ナチュラルなブラウンと濃いめのブラウンをうまくミックスするには、それぞれ近しい色を複数取り入れてバランスを取ると統一感が出ます。テレビボードに濃いブラウンを取り入れる場合、フロアライトやサイドテーブルなどと色を合わせるとよさそうです。

収納部分が全面隠れているタイプです。家電を隠すことで、インテリアとしての見え方がぐんと変わります。
ただ、ウッドは赤外線を通さないため、写真にもあるとおりスライド扉を開けないと使えません…!使う時は開けるという、ちょっとした手間がかかりますが、その分お部屋をすっきりと見せてくれます。

2|シンプルなデザインで北欧感をまとったテレビボード(幅152cm × 奥行40cm × 高さ54cm)

シンプルなデザインのテレビボード。ヴィンテージ家具を扱っているメーカーさんがオリジナルで製作した家具のようです。なので、実際の北欧ビンテージ要素の再現度が高い点が魅力です。
3|ホワイト×ナチュラルカラーのテレビボードで抜け感を。(幅170cm × 奥行35cm x 高さ54cm)

上記の2点とは異なる方向性で、ホワイトをセレクトしました。
理想のお部屋の共通点として、白やグレーなどマットな素材感の無彩色を取り入れていたので、大きめの家具に白を取り入れることで、理想にグッと近づきます。
ホワイトからやグレーなどの無彩色カラーをナチュラルなウッドのインテリアに取り入れると、色味のメリハリがついて抜け感を生み出してくれます。今回、壁色をグレーにしていただいたので、ホワイトとグレーの色の差がお部屋を魅力的に見せてくれると思います🙆♀️
安価なIKEAのアイテムですが、スタイリッシュなデザインと、異素材を組み合わせている点(竹素材、竹素材をホワイトに塗った前板、ガラス)が魅力的で、インテリア性の高いテレビボードです。
素材の安っぽさなどは少し気になる可能性もありますが、ディスプレイアイテムなどを使って魅力的に見せられそうです。
4 | ホワイトカラーがアクセントに。(幅141cm × 奥行44cm × 高さ60cm)

上記のIKEAのアイテムと、配色が近しいアイテムです。こちらはオーク材なので、現在使用されているダイニングテーブルやソファーの木と近いと思います。
お値段は張りますが、素材のカラーや質感が近いため、現在の手持ちのアイテムとの統一感が出やすいことと、テレビを使わなくてもサイドボードとして使えるデザインが魅力です。
今後、テレビを無くしてプロジェクターやPCでの視聴に変える可能性があれば、テレビボード以外としても使えるデザインのものを選んでおくと、より長くご使用いただけると思います。
照明計画(優先順位:中)
リビングダイニングが全てダウンライトでペンダントライトの使用が不可ということで、フロアライト、テーブルライトをメインにご提案させていただきます。
理想のお部屋に近づくためには、北欧らしさを感じるデザインのものを取り入れるのがよさそうです。ジャバラのようなシェードのデザインや、やさしい丸みのあるデザインなどがおすすめ🙆♀️
⚫︎ 照明購入時のポイント
照明は、引越しで間取りが変わったり、生活スタイルが変わっても、基本的に使い続けられるものなので、一生物と思って購入するのがおすすめ。
照明は、お値段によってデザインや素材の良し悪しが分かりやすく出るので、妥協せずに気に入ったものを購入するのがベストかなと思っています。
⚫︎ おすすめアイテム
1|これ一つでアクセントに。オブジェのようなデザインのフロアライト

価格:¥36,300 (税込)
ヴィンテージ感のあるデザインのフロアライト。ゆやかなカーブを描いた支柱は上品な印象で、お部屋のアクセントに。
レイヤードされたファブリックシェードからは、やわらかな光のグラデーションを楽しめます。
2|ジャバラのシェードでアクセントを

価格:76,780円(税込)
シェードがジャバラになったデザインのフロアライト。このシェードがお部屋のアクセントになってくれて、雰囲気を高めてくれます。
今回ご紹介しているのは、ヴィンテージ品です。1900年代ミッドセンチュリー期にスウェーデンで製造されたフロアランプで、本体の素材はオーク材。シェードはデンマークの高級ランプシェードメイカーであるKS Lighting groupでハンドメイドで製造された新品味用品とのこと。

価格:LED電球 ¥74,800、スマートLED電球 ¥75,800
リセノでも似たようなデザインを出しています。見た目とお値段が若干違う程度なので、新品かヴィンテージか、お好みの方を選んでいただけたらと思います。
3|シンプルで飽きのこないデザイン

LED電球:¥64,800
スマートLED電球:¥65,800
こちらもリセノのものですが、ジャバラではなくてシンプルなシルエットです。ジャバラはどうしても可愛らしい雰囲気が加わりますが、すっきりした方がお好みであれば、こちらの照明もおすすめです。
4|落ち着いた雰囲気のジャバラシェード

価格:48,400円(税込)
上記で紹介してきたジャバラのシェードと同じですが、生地がリネン素材で落ち着いた質感なので、よりシックな仕上がりになります。
まっさらなホワイトのシェードは、可愛らしい印象を引き出すので、ちょっと落ち着いた雰囲気がお好みであれば、リネンのシェードがおすすめです。
フロアライト以外に、デスクランプもあると、インテリア力がグンとアップします。
特におすすめなのが、モダンな雰囲気の北欧照明。この持ち運びが自由にできるポータブルタイプが特に人気です。
久保田さんの理想のお部屋は、北欧ナチュラルな雰囲気をベースに、モダンな要素をアクセントとして取り入れる方が近いので、サイズの大きいフロアランプをナチュラルなものにして、サイズの小さいデスクランプをモダンなものにするとバランスが良さそうです。

お値段:¥39,600(税込)

お値段:¥37,400 円 (税込)
壁に飾るもの(優先順位:高)
お部屋を魅力的に見せるコツとして、目線の高さに当たる部分に、魅力的なものをおく。というものがあります。ペンダントライトやフロアライト、アート、天井から吊り下げるモビールや植物などがそれにあたります。
久保田さんのお家の場合は、ペンダントライトをつけることが難しく、天井吊り下げのアイテムも賃貸でなかなかハードルが高いですよね。
アートであれば手軽に取り入れられて設置も簡単です。
⚫︎ サイズと配置
アートを飾る際は、ダイニングの延長線と、ソファー近くにつけるのがおすすめ。
リビングの壁に取り付ける場合は、サイズは大きすぎない中くらいのサイズが理想的です。理由は、テレビと同じぐらいのアートを取り入れると、壁が埋まりすぎてしまうから。大きさに差をつけた方がバランスがとりやすいです🙆♀️
ソファー近くも壁は面積が少ないので、小さめサイズのアートを取り入れて飾っても可愛いと思います。
⚫︎ カラー配色
色合いは、ベージュやブラウンなどの家具に馴染む色合いまたは、彩度が落ち着いている色ものがおすすめです。
色ものの場合は、ラグマットの色味とリンクさせると、より統一感が生まれます。例えば、赤×ネイビーのラグマットを取り入れた場合、ネイビーに近しいくすんだブルー系の色味か、赤を選ぶと良いです✨
⚫︎ おすすめアイテム
1|シンプルな線を描いたアート
色構成がシンプルなので馴染みやすさ抜群です。フレーム付きでキャンバスを木枠に埋め込んだデザインが原画感を出してくれているので、パッと見た印象を素敵に仕上げてくれると思います。
ただ、フレーム付きで5500円はかなり安いので、近くで見るとお値段なりの質感でプリントっぽさは出そうだなと思います。その辺りが気にならなければ、インテリアとしてお部屋を可愛く見せてくれるアイテムとしては、十分にいい見た目だと思います🙆♀️

2|抽象的な模様がアクセントになるアート
ナチュラルな雰囲気ながらもモダンさがあり、北欧テイストにマッチしやすいデザインだと思います。色味もベージュカラーで構成されているので、家具との相性も抜群です。

3|ブルーのラインがアクセントのアート。カラーを取り入れてお部屋のポイントに。
壁がグレーなので、ブルー系も似合うと思います。フレームはウッドの方がお部屋の雰囲気にはあいそうです。

4|色合いの重なりが綺麗なアート
いろんな色を組み合わせながら描かれているアート。色の重なりが綺麗だなと思います。
理想のインテリアでは色を取り入れているお家が多数。アートは、価格やサイズを考えても、家具よりは追加購入したり、別の場所に飾ったりと調整しやすいので、こういったアートで色味を取り入れてみるのはすごくいいと思います。

ソファー横のサイドテーブル(優先順位:中)
ソファーに座っている時に、飲み物を置くなどして使いたいということだったので、サイドテーブルをご提案させていただきます。
⚫︎ サイドテーブル選びのポイント
サイドテーブルはコンパクなサイズ感なので、引越しなどにも影響しづらいアイテムです。長く使うことを見越して選ぶのがおすすめ。
テーブルとしての機能はもちろん、お部屋のアクセントとしてオブジェ的な要素を持たせておくと、インテリアをより魅力的にしてくれます。
⚫︎ おすすめアイテム
1|木本来の表情が楽しめて、お部屋のアクセントになるスツール

理想のインテリアを見ると、自然素材本来の表情を生かしたプリミティブな家具を取り入れることで、インテリアに奥行き、アクセントを出しているお部屋が多くありました。
オブジェ的な要素が強いので、最初はちょっとレベルが高いかも?と思われるかもしれませんが、これ一つでかなりお部屋のこなれ感がアップすると思います。
お部屋づくりのコツとして、小さくて安価なものをたくさん置くよりも、大きくてインパクトのあるものを1つ取り入れた方が、インテリアは簡単に魅力的に仕上がるんです。
ただ、15kgと少々重いので、移動に少し気合がいるのが難点…。
そのほかのメリットとしては、サイドテーブルとしてだけでなく、飾り棚としても使えます。お部屋の一角に置いて、お花やオブジェなどを飾っておけば、目を引くポイントに。そういった楽しみもできるアイテムです。
2|北欧といえば!なスツール。来客用の椅子としても

北欧の代表的なブランド、Artek。シンプルなデザインながら、お部屋に取り入れるとその佇まいの美しさが光るアイテムです。(理想のインテリアの中でも、取り入れられているお家が複数ありましたね!)
普段はサイドテーブルとして使用し、来客があるときにチェアとして使用すれば、一石二鳥。わざわざ来客用のチェアを買わなくて済み、収納場所も減らせますよ✨
色味について
カラーは、ナチュラル×ホワイトやベージュ系など白っぽいカラーとの組み合わせがお部屋にマッチしそうです。
ホワイトで抜け感を作って、北欧らしさがプラスされると思います。
3|ナチュラルな色味とモダンなデザインが魅力

ナチュラルなウッドのアイテムですが、オブジェのようなちょっと変わったデザインが魅力的。比較的、お値段も良心的です。
アクセントになる形なのでサイドテーブルとしてはもちろん、一角に置いてディスプレイとしても使っていただけると思います。
4|収納ボックス、兼サイドテーブル


テーブルとしての機能は高くありませんが、収納道具をサイドテーブル代わりとして使うのも一つの手です。
ソファーでよく使うテレビのリモコンや読みかけの本、ブランケットなどを収納することができます。とりあえずポンポンと入れておけばいいので、収納も手軽。
私もそうですが、片付けが苦手な場合は、片付けるハードルを低くしておくのがお部屋をスッキリ保つポイント。ちょっと距離のある場所に収納場所を設けると面倒な気持ちが勝ってしまうので、使う場所の近くに収納場所を設けると、片付けを習慣化しやすくなりますよ🙆♀️